老舗家具メーカーの新たな挑戦。「人生に官能を」をテーマにしたブランディング、Webサイト制作、記事執筆に伴走。

概要
1930年創業の老舗家具店、株式会社マルキン様の新ブランド展開にあたり、ブランドサイト制作、取材・記事執筆を担当させていただきました。
創業95年という大きな節目に、「大阪マルキン家具」から暮らしをプロデュースするブランド「SENSO de VITA(センソデヴィータ)」として再出発する構想段階からご相談いただきました。ブランド定義~コピー制作からサイトリリースまでを伴走させていただきました。
【SENSO de VITAブランドサイト】 https://marukinkagu.net/
【PR TIMES 掲載記事】https://prtimes.jp/story/detail/x99GWwcpNRx
新旧比較

旧サイト

新サイト
暮らしをプロデュースするブランドへのリニューアル
「家具を販売するだけでなく、暮らしをプロデュースするようなライフスタイルブランドに変えたい」という社長の想いを受け、本プロジェクトがスタートしました。
当初は家具屋のWebサイトとして「モノ」に焦点を当てたものであったため、今回のリニューアルでは「家具を含めた暮らしやライフスタイル全体」を扱うサイトを制作することになりました。
「人生に官能を」を紐解く
あらかじめ決まっていたテーマが、「人生に官能を」。形にするためにはこの言葉の意味をすり合わせる必要があり、非常に難しい課題でした。
「官能」と「家具」がなかなか結び付かず、社長の想いを汲み取るために直接お会いして「官能とは何か」を長時間にわたって議論しました。「鎧を脱いでリラックスできる空間」「どっぷり浸かれる空間」というような、感覚や感性に訴えかける体験を提供するブランドにしたい。
何度も対話を重ね、ブランドとして目指す世界観を一緒に作り上げていきました。
方向転換への柔軟な対応とチーム連携
ブランディングとWebサイト制作の両方を進行する形になったことから、Webサイト制作中もサービスそのものの基盤がなかなか固まらず、何度も方向転換がありました。
デザインとして可視化した際に様々な意見が出てきて、根本的な見直しが必要になることもありました。いかにしてチームをまとめ、質の高いアウトプットに仕上げるかということはディレクターとしての重要な業務だと感じています。
工数だけで判断するのではなく、お客様に寄り添って一緒に良いものを作り上げる意識で取り組みました。その結果、マルキン様には「とても良いサイトができた」と満足度の高いご感想をいただきました。


