「とにかくカッコよく」というご要望の解像度を高め、写真撮影までこだわった商品紹介サイトを制作。

概要

釣具の開発、製造を行うソウルズ様のコーポレートサイトを制作させていただきました。
YouTubeチャンネルの開設を機に、製品の魅力を最大限に伝える媒体が必要となり、既存のサイトをリニューアルさせていただくことになりました。
【ソウルズ コーポレートサイト】 https://souls.jp/

「とにかくカッコいい」デザインの定義

社長のお人柄や製品の質の高さから、多くのファンから高い支持を集めていた一方で、当時のサイトはスマホに対応しておらず、魅力がなかなか伝わらないことが課題としてありました。YouTubeチャンネルの新規開設に合わせ、動画視聴後の遷移先としてスマホに対応したサイトを制作することを必須条件とし、プロジェクトがスタートしました。最初にいただいたご要望は「とにかくカッコよく」。まずはソウルズ様にとっての「カッコいい」とはどういうものなのか定義することから始めました。ソウルズ様の世界観を汲み取り、イメージに合いそうなものをいくつかご提案しながら、納得いただけるデザインへとすり合わせていきました。

「ご要望通り」に進行するのではなく、プロとして最善のご提案を

はじめはトップページのみの改修を想定していましたが、魅力を伝えるサイトにするために対応範囲を広げていきました。
サイトに掲載する写真は、製品の魅力を決める大きな要素となるため、これを機に撮影しましょうとご提案。スチール撮影が可能なカメラマンさんとの繋がりもあったため、その方と連携してモノづくりの魅力が伝わる写真に仕上げていきました。また、旧サイトに存在していた1500ページほどの膨大なブログを、新サイトに移管するかどうかという課題が発生しました。移管の要否は専門的かつ費用に関わるため、ソウルズ様に判断を委ねることはせず、弊社側で最適な判断をお伝えし「不要なものは不要と言い切る」ことを大事に進めていきました。

対面でのコミュニケーションも大切に

本プロジェクトはオンラインでの打ち合わせが難しい状況だったこともあり、基本的に電話と対面での会話で進めていきました。Web上で画面を共有できない難しさはありましたが、対面だからこそ得られる温度感や信頼感が生まれました。サイト納品後は会社のある青森まで足を運び、WordPressに不慣れな社員の方々向けに更新手順を説明しました。お客様の理解度に合わせて一緒に考え、伴走する。非効率に思えることでも、人と人との関わりを大切にすることが、完成度の高いアウトプットとお客様との信頼関係に繋がるのだと思います。

制作物